介護と病院の関係

どうしても具合が悪くなって検査や入院が必要になることもあるのです。何らかの薬を飲んでいたり、病院にかかっていたりするでしょう。体調の変化などがあった場合にはまっさきに相談しなければならないからです。また、深夜や休日などに相談できるような病院を確保しておくことも、万が一のために心強いものです。

専門的な総合病院での検査が必要になった場合はかかりつけの病院で紹介状を書いてもらうことになります。緊急時には躊躇せずに救急車を呼ぶことが必要です。在宅で介護を行うにしても、かかりつけの病院のことや主治医のことは把握しておかなければなりません。介護を必要としているのですから、健常者であれば何でもないようなことが命取りになってしまうことも多いからです。

病院にかかる前の準備として、日頃飲んでいる薬を書いた「薬手帳」や健康保険証、老人医療受給証といったものはすぐに出せるところに保管しておきましょう。既往症や飲んでいる薬、健康状態といったことを聞いておきましょう。飲む薬によっては、それがのどに引っかかったり、気管支に入り込んでせき込むことにもなりかねません。救急車が来るまでの間に、それまでの症状や具体的な状況などを説明できるようにしておくことも大切です。

高齢者になると完全に健康な人はほとんどいません。介護する方もパニック状態になっているかも知れませんが、家族全員で気を落ち着けることがよいでしょう。常に介護者は注意を払わなければならないのです。